DX成功-チャレンジ-(行政編)-(第5回)
(マリ)最近話題になっている「デジタル田園都市国家構想交付金」って何?DXに関する補助金と何が違うのかな?
(はちべー)そうだね。これは、デジタル技術を活用した「田園都市の再生・創造」に向けたプロジェクトを支援するための補助金で、令和5年度予算においては、この交付金に約18億円が計上されてたね。具体的には、地域におけるデジタル技術の導入や活用に関する事業に対して、費用の一部を交付するものらしい。
(マリ)なるほど、田園都市の再生・創造にデジタル技術が活用されるんですね。この補助金の対象となる事業って、どんなものがあるの?
(はちべー)例えば、地域の農業や観光業などにおいて、デジタル技術を導入することで生産性や付加価値を高めることができる事業が対象だって。また、地域住民と行政とのコミュニケーションを促進するためのICTの導入や、地域の防災・減災に役立つシステムの構築なども対象だとよ。
(マリ)なるほど、田園都市の発展にデジタル技術を取り入れることで、地域全体の発展に繋がるんだ。この補助金は、自治体単位での応募になるの?
(はちべー)そう。自治体が主体となって応募し、自治体内の事業者や団体と協力して事業を進める形。ただし、自治体の応募が必須というわけではなく、事業者や団体が自治体の協力を得て応募することもできるらしい。
(マリ)自治体単位での応募になるんですね。この補助金を受けるためには、どのような手続きが必要なの?
(はちべー)まずは、補助金交付要綱とやらに基づいて、自治体が申請書を提出するんだとよ。申請書には、DX推進計画や予算の詳細、事業の進捗状況などが記載されている必要がある。
(マリ)なるほど、具体的には、どのような取り組みが補助対象になるの?
(はちべー)たとえば、自治体が行う市民向けのオンラインサービスの開発や、行政業務のデジタル化、データ分析などかな。ただし、補助金の交付対象となる事業には一定の要件があるんで、要綱をよーく確認するしてね。
(マリ)なるほど、自治体がデジタル化に積極的に取り組むことで、行政サービスの向上や、市民の利便性が高まることに繋がるんですね。
(マリ)予算案を作成するとき、何に気を付けたらいいですか?
(はちべー)予算案を作成するときには、DX推進計画の内容に基づいて、必要な予算を見積る。また、計画の中で重点的に取り組む分野や課題に対して、優先的に予算を配分することも考えてね。募集は既に終わっているみたいだから、追加募集や、夏頃に次の補助金などがでてくるからいろいろ勉強しておくといいよ。
(マリ)わかったわ。頑張ってみる。