【システム監査】(第4回)
監査手続きには、1「予備調査」と2「本調査」がある。
1「予備調査」は、監査対象の実態を把握するため、対象の情報システムや業務等の詳細、事務手続きやマニュアル等、業務分掌の体制などを把握する。
資料・情報の入手方法には、閲覧やインタビューなどがある。
2「本調査」は、口頭証拠だけでなく、現物の写しなど、客観的で確証的な証拠を入手する。
手続きでの技法
チェックリスト法
ドキュメントレビュー法
インタビュー法
ウオークスルー法
突合・照合法
現地調査法
コンピュータ支援監査技法
テストデータ法
監査モジュール法
ペネトレーションテスト法(サイバー攻撃を想定:アタック試み)
など
※アジャイル手法での開発プロジェクトでは、監査証拠の入手には、相手に負荷をかけない工夫が必要。(自動化ツールや打ち合わせのスケッチ画像、付箋など)
※クラウドサービスでは、監査困難なケースあり。
※委託先監査では、第三者評価の採用検討が必要。