【DX成功チャレンジ(行政編)(第6回)】

(マリ)人事課から、「DX 人材育成も考えて」だって。DX人材ってどうやって育成するの?

(はちべー)そうやな。最近は、自治体職員向けの研修として、JLISというところが開催する研修が人気らしいよ。具体的には、DXの理解や取り組み方、データ活用などを学ぶことができるって。予約がとれるかが心配だな。

(マリ)それ以外にも、自治大学が開催する研修や、市町村アカデミーなどでも、DXに関する研修が行われているんですね。

(はちべー)そう。また、各自治体でも独自の研修を開催しているところもある。例えば、自治体の情報システム部署が研修したり、専門家を招いて講演を行うこともあるそうだ。

(マリ)なるほど、いろいろな場所で研修が受けられるんですね。でも、DX人材ってまだまだ不足しているみたいですし、研修だけでは足りない気がするんだけど。

(はちべー)たしかに、研修だけでは不足するよね。自治体内での異動や、外部からの人材の採用も検討する必要があるぞ。

(マリ)なるほど、確かにそれも必要だよね。自治体でもDX人材の育成に力を入れる必要があるんだね。どのような育成計画があるんですか?

(はちべー)自治体では、さまざまなDX人材育成計画が進められている。たとえば、JLIS(地方公共団体情報システム機構)が提供している研修プログラムでは、DXに必要なスキル標準に基づいたトレーニングを行っているらしい。

(マリ)スキル標準ってなに?

(はちべー)スキル標準とは、業務に必要なスキルを分類し、レベル別に定義したものだよ。自治体職員が持つべきDXに関するスキルを示してる。

(マリ)なるほど、DXに必要なスキルを体系的に学べるんだね。他にも自治大学の研修とか、市町村アカデミーとかもあるの?

(はちべー)自治大学では、自治体職員向けにDXに関する研修を提供するって。また、市町村アカデミーでもDXに関する講座が開講されてる。自治大学と共同で実施するかもね。担当の方がDXに限らずいろいろ検討していたよ。

(マリ)自治体職員は、業務に追われてなかなか研修に参加できないことが多いですよね。そういった場合には、オンライン研修とかもあるの?

(はちべー)最近はオンライン研修も充実してる。自治体職員向けに、オンラインで受講できるDXに関する研修もあるよ。おじさんも、少し昔、オンデマンド研修用クラウドとやらを導入したんだ。

(マリ)なるほど、ありがたいね。自治体職員も、DXに必要なスキルを身につけて、より効率的かつ質の高い業務を行っていけるように、育成に力を入れないといけないよね。働き方改革やらで、早く帰らないといけないし。

(はちべー)自治体がDX推進に積極的に取り組むことで、地域の課題解決や住民サービスの向上につながるんだ。DX人材の育成に力を入れて、よりよい地域づくりに貢献していきたいよね。

(マリ)そうだよね。自治体によっては、JLISから民間企業のDX人材を派遣してもらうという取り組みもあるの?

(はちべー)JLISでは、地方自治体に対して民間企業のDX人材を派遣する「DX人材派遣事業」を行っている。これは、自治体がDX人材のニーズを申告し、JLISが民間企業から適切な人材を派遣することができるそうだ。

(はちべー)そうだね。JLISは、自治体のDX推進を全面的に支援する機関なので、何か困ったことや相談したいことがあれば、ぜひ相談したらいい。おじさんも昔は、良く相談に乗ってもらったもんだ。補助金も出してもらったよ。

(マリ)なるほど。でも、民間企業のDX人材を派遣する場合、自治体が抱える問題に合わせた適切なスキルを持つ人材が派遣されるとは限らないよね。

(はちべー)その点、さっき言った自治大学校が提供する研修が役立つかもよ。おじさんの知り合いに、京都で公務員出身のICT経験を持つ技術士が開業した、自治体のDX化を支援する事業を展開している企業があるらしいよ。その先生は自治大学を出て、CIO育成研修やセキュリティ、安産管理措置研修など多くを経験しているらしい。

(マリ)へー、そんな人いるんだ。どんな支援をしてくれるの?

(はちべー)ホームページに、、DX戦略策定支援やシステム導入支援、DX人材育成支援などを提供するってよ。技術士という資格を持つ人材が中心になっているので、技術的な観点からも、的確な支援が期待できるよね。

(マリ)なるほど、頼りになりそうだね。どこに問い合わせれば良いの?

(はちべー)「京都 技術士 改善 ITコンサル ビジネスDX 」で検索するか、日本技術士会近畿本部の情報工学部会に問い合わせると良いよ。

(マリ)検索してみようかな。

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