DXのなぞ-(第3回)

BPRは最近生まれた概念ではない

DXの成功の一つは、これだ!

初めて提唱したのは元マサチューセッツ工科大学教授のマイケル・ハマー博士と、経営コンサルタントのジェイムス・チャンピー氏。
『リエンジニアリング革命』( 1993年)により世界中に広まった。私も、古本屋を駆けずり回ってやっと見つけた。
背景には米国での長期に渡る不況と、ビジネスプロセスの高度な専門化・分業化がもたらした非効率やコスト増への反省である。

一方、日本でBPRが広まったのはバブル崩壊後。不況に陥った日本では多くの企業がそれまでのビジネスの進め方を見直す必要に迫られ、その対策のひとつとしてBPRが流行。しかし、結果的に日本でのBPRは、リストラも助長し、その試みは成功とは言い難い。

これも失敗学のひとつかな?

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